オーディオに熱中していた若い頃、CDを聴くときはクラリファイアで整磁して、タカクのクーナル SP-30をシュッと一吹きするのが常でした。
このクーナル SP-30は非常に効果のあるクリーナーでして、試しにメガネのレンズを磨いてみると不思議なくらいに視界がスッキリしたものです。他のクリーナと比べると汚れ落ちはもちろんのこと、拭き取り後の透明感がまるで違う。この効果がCDにも現れて、音像がくっきりはっきり、しかも活き活きと感じられます。都合何本消費したでしょうか。CD鑑賞になくてはならない逸品でした。
オーディオ休止期にたまたま覗いたヨドバシカメラで、後継品(?)のクーナル SINCA TIOを廉価で手に入れましたが、その後、品切れとなってしまいました。
現在は、レイカのバランスウォッシャーを常用しています。レイカの製品は中古のLPやCDを入手したときのクリーニングにと以前より愛用しておりました。バランスウォッシャーと専用のクリーニングクロスで処理をしたディスクは、盤面の光沢が増し、音質も一皮剥けたように静寂さが引き立つ感じがします。
ただCDの音質に関しては、クーナルのほうが躍動感に満ちていて好みでした。
また普通に手に入るようにならないかなぁ。
私、現在でもクーナル SP-30と上位版のクーナルPROTECTをかなり大量に(数ダースずつ)保持しております。現在ではディスクメディアを聞くことも無くなってしまったので、もしご希望であればお分けできます。