高中正義氏が、今年も来札してくれました。
会場は「わくわくホリデーホール」改め「カナモトホール」。
会場前、初老の紳士淑女が列をなして並んでいます。さすがマニュアル世代。行儀の良さと勉強好きなところは偉いと感服しています。
しかし運営が手際が悪い。モタモタしているのか刻々と開演時間が迫っているのに、なかなか列を収容できない。自分の座席に座れたのは本当に直前でした。「これは遅れるな」と思いましたが、なんと強行開演!しかもオープニングは、今回のツアーの代名詞。落ち着く間もなくスタンディングです。
今年は「Jolly Jive」を中心に東芝時代の名曲で構成したセットでした。終始ノリノリのナンバーばかりでしたので腰掛けることができず、腰とお臀が痛いったらありゃしない。近くでは「偽アマゾンズ」が即興で踊っていたり、洗濯をした昨年度のタオルを回している人がいるのか柔軟剤の香りが漂ったりと、生活感のある客席でした。
昨年まで2列目3列目とステージにとても近かったのですが、今年は6列目。妻は不満を顕にしていましたが(チケットの手配などは全て妻がしてくれました)、私は大向うよろしく「たかなか〜」「さんげんかく〜」と声を掛けることができて大満足。
エンディングは、加藤和彦のギターを使っての「黒船」。せっかくなのだから、ミカバンドバージョンで弾いてほしかった。
入場の際の手際の悪さと裏腹に、写真撮影に関しては非常に厳しかった。私を含めて何人もの人がステージ後のスマホを注意されておりました。
去年まではほとんど自由撮影会のようでしたので、そんな落差にがっかり。撮影した機材を眺めていると、いつまでも余韻に浸れるんですよね。