![IMG_0895~2](https://livedoor.blogimg.jp/golden_octopus/imgs/c/3/c3ac1b3a-s.jpg)
ヤフオクとメルカリにちまちまと出品しては、お小遣い以上の金銭を手に入れている。
しかし出費も嵩むので、思ったような蓄えができない。
遣わなければ良いだけなのだが、「儲けた」お金が全て自分の「モノ」にならないことがやはり大きい。
例えば、この冬、うちの玄関は自動点灯式のLEDに交換した。夜遅くに帰ったとき「鍵を解錠してドアを開けたら、自動で点灯してくれたらイイなぁ」といった私の願望を実現させるためだ。もちろん、そのことで妻も便利に思ってはいるが経済的援助はない。
洗面所および洗濯機コーナーもLEDで明るくしたが、私持ちである。
妻曰く「家の改善は家主の責任」とのことだ。
買い物に出かけたときのちょい足しのモノは出してもらっているので、あまりお金の細かいことを言えないでいる。
ボーナスのときに臨時のお小遣いを特別支給されているお父さんは多いようだが、私は一銭も貰っていない。妻曰く「満額支給されてないのだからあげられない」のである。
さらに私も妻もそしてイヌも病院通いをしている。一回行けば小一万円かかる現状を分かっているので、無粋にお金を無心できない。
職場でも、自腹を切って文具を購入している。官給品の文具は安物で使いにくいからだ。使い勝手の悪い文具でつまらないストレスを感じたくない。事務仕事はサクサク行いたい。
私の趣味の支出も大きな原因だ。
最近はコンピュータ(ソフト)の解説本や買えなかったCD、そして「ねんどろいど」の支出が多かった。今までどおりに我慢すればいいのだが、やはりあれば遣いたい。
「ねんどろいど」は以前から興味があったが、高いので我慢していた。値崩れしたのかメルカリで廉価で入手することが最近分かり、何体かを購入した。結果、とても満足している。
人間、物欲がなくなったらいよいよ危ない。
性欲は枯れて、食欲は美味しくて腹が膨れれば何でも良くなった。承認欲求は疾うの昔に失っており(褒められたいから一所懸命に仕事するのではなく、自分が納得したいから完璧に行なう。実際いくら丁寧であっても褒められない)、青年時の志はすっかり消えてしまった。
今はただ、妻とイヌの生活と家のローンの返済のために仕事をしている。
しかしこれはマズい。労働のモチベーションが余りにも無味乾燥だ。そこで「家の奴隷」にならないためにも、自分の趣味(ギター関連)にもわざとローンを組んでいる。
こうした事情から30年以上続けていた怪獣コレクターは廃業し、ネットの力を借りて換金している。
アンプの修理費は確保できそうだが、CDプレーヤーのメンテナンス費に難儀している。
100体以上あったアイテムも底が尽きそうだ。今月の支出に命運がかかっている。なんとかして支出を抑えなくては…。