先日(19日/金)、高中正義氏のコンサートに妻と出かけました。高中氏の北海道公演は長いことありませんでしたが、「スーパースタジオライブ」のイベントで来札して以来、この3年間は「わくわくホリデーホール」でコンサートを毎年行っています。
高中ファンの掲示板を覗くと、今年はセットリストもプレイも非常に良いということで、彌が上にも期待が高まります。
3年前は2階席中央、去年は中央2列目、今年は右3列目と、チケットの手配が迅速だった為か非常に良い席を毎回確保しています。
思い返せば高中氏のコンサートを初めて観たのは、横浜スタジアムで行われたギター・ファンタジア82のツアーでした。スタンドの一番後方の席だったので、ミュージシャンは全然見えず、手拍子は左から右にドップラー効果のように流れてしまう感じで、ただただ「イベント」に参加しただけのようでした。その35年後に、毎年こんなに近くで氏のプレイを見られるなんて想像だにしていませんでした。
左右のステージいっぱいの所に腰掛けて高中氏がプレイをする曲があるのですが、もう本当に目の前でのプレイでしたよ。
雑誌やビデオでしか見たことのないSG-Tが!ブルーのSGが!目の前で実際に音を奏でている!
今年のステージセットは、高中氏を取り囲むようなアンプ・エフェクターラック群がコンパクトになっていて、随分スッキリとしていました。シールドがワイヤレスになっていたせいか、ストラト(ジェフ・ベック・モデル?)の音がギンギンときつく感じられ、何時もの「高中サウンド」ではないように感じました。二台のSGはそれぞれ太くて安心できる音でした。
東芝時代のナンバーもあり(そのためのアマゾンズですよね)、「あぁ、高中正義を聴き続けてきて良かったなぁ」と感じ入る充実のひと時でした。
アンコールの締めは、新調したらしい七色に輝くSGを使い、あの被り物をしたままで、ドラマチックで速いパッセージもある、あの難曲かつ名曲でした。武道館で見ることができなかったあのステージ(チケットを持っていた友人がナント誘ってくれたのですが、当日高熱を出してしまい、あえなくファンでもない第三者に流れてしまいました)が、今目の前で再現されている!事前情報がありましたが、胸に熱くこみ上げてきましたね。
七色に輝くSGのネック裏がよく見えたのですが、ピカピカとシルバーに光り輝いておりました。全くの新品ですね。今後、披露する機会はあるのかしらむ。
このコンサートは恒例によって、春にDVDで発売されるのでしょう。とてもとても待ち遠しい思いがします。