930f38ba.JPGきんたこは趣味で言語学などの書物を読んでいます。言語学を勉強していると、どうしても避けられないのがチョムスキーの生成文法です。これが難しいというか、本をパラパラと眺めるだけで尻込みをしてしまう代物。興味のある人はウィッキペディアを見てください。複雑な理論なので、見ただけでくらくらすること請け合い。
さてこの町田健の「生成文法がわかる本」なのですが、平易なことばで生成文法の歴史が説明されています。歴史ってことは当初の「理論」が変わっていくのですよ。ん〜、「理論」がころころ変わっていいのか!で、この本の良いところは生成文法万歳!ではなくて、そういった疑問や筆者の考えが随所に書かれているのです。かといって批判一辺倒でもないのです。非常に難解(というより複雑で分かりにくい)な「理論」ですから、一読しただけではさすがに理解までは到達できませんでしたが、一応「こういう考えなのか」程度にはなりました。しかしこの町田健という先生は凄いなぁ。こんな先生に大学で言語学を教わったら、言語学漬けになっちゃいますね。