きんたこブログ

オーディオとギターとを愉しんでいます。

2019年04月

Roland MICRO CUBE

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ZOOM RT-223 はとても優秀なリズムマシンで、内蔵電池の消耗を気にしながら愛用しています。

しかし問題が一つありまして、パワーアンプが非搭載なのでパワードスピーカーが必要なのです。

最初は不要のパソコン用の外部スピーカーや bluetooth を用いたワイヤレススピーカーで鳴らしていました。しかし真空管アンプの音圧に負けてしまい、思ったようには鳴ってくれません。
やはり安いトランジスタアンプを買うしかないなと結論づいて、あれやこれやと検討しました。

将来性を考えると(Artuiria Drumbrute が欲しいなぁ)キーボードアンプが良さそうなのですが、これまたデカい。ブギーのアンプがデカいことで狭くなった部屋には入れられません。

サイズ的には、既に売却してしまった ヤマハの THR10 がベスト。う〜ん、基本的性能が抜群に良かったので買い戻そうかなと思うほどでした。

考えあぐねてメルカリを覗いていると、Rolandの MICRO CUBE が目に止まりました。なんだかとても気になります。出品者の方とのやり取りでお値段も安くしていただいたので、購入してしまいました。

届いたお品は予想に反して元箱に入っていました。しかし埃まみれで薄汚れていて、足のゴムもなかったりの状態でした。

そこでアンプ全体の埃を払って丁寧に磨き、欠損していたゴム足も島村楽器で注文して装着しました。
これだけで購入価格以上の風格が漂います。

(以前、中古で購入した薄汚れた Roland の JC-20 を売却したときも、壊れたロゴプレートを新しく付け替え、自動車のダッシュボードを磨くための Armor All でキレイに拭き上げたところ、「美品で感激しております」と感謝されました)

早速音出し。うん、いい按配で鳴ってくれている。バスドラも力強いし、ハイハットも煩くない。
そこでハッと思いついたのは「ギターを繋いだらどうかな」。

そもそもギターアンプにも使える品物です。案の定、ギターをつなぐとJC系のアンプの音がします。私はJCの音が嫌いではありません。
更にMooerのマイクロプリアンプ 008 を挟んでみます。
なんということでしょう。隣に鎮座しているブギーのようなサウンドが鳴り響くではありませんか。

防音対策をしているといっても、オーディオを爆音で鳴らすのとエレキギターを爆音で鳴らすのとでは「意義」が違います。

私の決心は速かった。「ブギーを売ろう」

以前の Fender PRINCETON REVERB 同様、嫁ぎ先は直ぐに決まったので、元箱にもどし、厳重に梱包を施して売却してしまいました。連絡によれば、三代目のオーナーも素晴らしい音だと感じてくれたようです。

ブギーがいなくなった部屋は、再び広くなりました。売却して得たお金はオーディオのメンテナンスの費用に回る予定です。 

それで済めばいいのですが、やがて不満が高まり、 JC-22 を懲りずに購入する予感がします。

お金を貯めるのは難しい

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ヤフオクとメルカリにちまちまと出品しては、お小遣い以上の金銭を手に入れている。
しかし出費も嵩むので、思ったような蓄えができない。

遣わなければ良いだけなのだが、「儲けた」お金が全て自分の「モノ」にならないことがやはり大きい。

例えば、この冬、うちの玄関は自動点灯式のLEDに交換した。夜遅くに帰ったとき「鍵を解錠してドアを開けたら、自動で点灯してくれたらイイなぁ」といった私の願望を実現させるためだ。もちろん、そのことで妻も便利に思ってはいるが経済的援助はない。

洗面所および洗濯機コーナーもLEDで明るくしたが、私持ちである。
妻曰く「家の改善は家主の責任」とのことだ。

買い物に出かけたときのちょい足しのモノは出してもらっているので、あまりお金の細かいことを言えないでいる。

ボーナスのときに臨時のお小遣いを特別支給されているお父さんは多いようだが、私は一銭も貰っていない。妻曰く「満額支給されてないのだからあげられない」のである。

さらに私も妻もそしてイヌも病院通いをしている。一回行けば小一万円かかる現状を分かっているので、無粋にお金を無心できない。

職場でも、自腹を切って文具を購入している。官給品の文具は安物で使いにくいからだ。使い勝手の悪い文具でつまらないストレスを感じたくない。事務仕事はサクサク行いたい。

私の趣味の支出も大きな原因だ。

最近はコンピュータ(ソフト)の解説本や買えなかったCD、そして「ねんどろいど」の支出が多かった。今までどおりに我慢すればいいのだが、やはりあれば遣いたい。

「ねんどろいど」は以前から興味があったが、高いので我慢していた。値崩れしたのかメルカリで廉価で入手することが最近分かり、何体かを購入した。結果、とても満足している。

人間、物欲がなくなったらいよいよ危ない。

性欲は枯れて、食欲は美味しくて腹が膨れれば何でも良くなった。承認欲求は疾うの昔に失っており(褒められたいから一所懸命に仕事するのではなく、自分が納得したいから完璧に行なう。実際いくら丁寧であっても褒められない)、青年時の志はすっかり消えてしまった。
今はただ、妻とイヌの生活と家のローンの返済のために仕事をしている。

しかしこれはマズい。労働のモチベーションが余りにも無味乾燥だ。そこで「家の奴隷」にならないためにも、自分の趣味(ギター関連)にもわざとローンを組んでいる。
 
こうした事情から30年以上続けていた怪獣コレクターは廃業し、ネットの力を借りて換金している。

アンプの修理費は確保できそうだが、CDプレーヤーのメンテナンス費に難儀している。

100体以上あったアイテムも底が尽きそうだ。今月の支出に命運がかかっている。なんとかして支出を抑えなくては…。
livedoor プロフィール

きんたこ

オーディオ・ギター・怪獣が大好きな、文学崩れの鬱々おじさんです。毎朝、ひふみ祝詞を奏上して、納豆・バナナ・ヨーグルト・リンゴ黒酢を義務感の如く食しています。

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