きんたこブログ

オーディオとギターとを愉しんでいます。

2018年10月

FURUTECH / FP-209-10(R)

せっかくプラグをもカバーできる熱収縮チューブを購入したので、全てのオーディオ機器に給電しているアイソレーション電源 / CSE TX-2000 の電源ケーブルのプラグにも、手を加えた上で処理を施しました。

純正品はなんだか安っぽさ満点だったので、根岸通信さんに無理を言って特製ケーブルを作っていただきました。この特製ケーブルの電源プラグを、CSEの200V用壁コンセント CSE CON-V に刺すための 200V用の電源プラグ / CSE RAP-2 に、道具を碌に持っていなかった私が換装しました。
もう15年も前のことになるのですね。

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銅の太い撚線を2本束ねてネジに固定するのはとても難儀だったようです。改めて見ると、無理矢理な素人作業なので仕上がりがとても雑で、よく火災事故が起きなかったものだと思います。

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今回導入した、フルテックのFP-209-10(R)です。こうした用途のYラグの存在は知りませんでした。先日、別件でヨドバシカメラのサイトを調査をしているときに発見しました。

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万能電工ペンチでカシメようとしましたが、キレイにできません。四方八方から無理矢理に加圧して、なんとか固定できました。

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素手で作業したので、手垢を除去する意味もあって接点処理剤を塗布しました。以前は接点No1/熱研 でしたが、この何年かは、もあれプラチナPlus/Ge3 を使用しています。

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コンセントのブレードとYラグとを接続します。これで確実に結線できました。念の為、Yラグと導線はビニールテープでそれぞれ巻いておきました。

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プラグを装着し、熱収縮チューブの処理を施して完成です。

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プラグのブレードにはロジウムメッキがされているので、ロジウムメッキのYラグを噛ませても音はそんなに変わらないだろうと予想していましたが、半分当たりで半分不正解でした。煩くない程度に高音域が伸びやかになり、そのためか中音域の張りが良くなったように聴こえます。

今回も万能電工ペンチが大活躍でしたが、ワイヤーストリッパーにしろカシメにしろ必要な規格がなかったので仕上がりが雑になりました。やはりキチンとした工具は高価でも所有しておきたいものです。

Fender USA 65 Princeton Reverb“Surf-Tone Tangerine” FSR

Gibson ES-335 を入手しましたが、手持ちのギターアンプは Roland JC-20 でした。これでは余りにも不釣り合いです。グレードアップが必要だなと思慮していたときに、オークションで Fender USA 65  Princeton Reverb の限定品が出品されました。

通常の Princeton Reverb はルックスが黒いのですが、この限定品は白+オレンジ色の爽やかなトーレックスに身を包んでいます。
スピーカーユニットも通常ならば Jensen C-10R であるところが価格約2.5倍の P-10R が搭載されています。
状態は極上で、尚且出品価格は並といったところでした。

やはりこれも今逃したらもう手に入らないと思い、そのとき所有していたギターとアンプとを資金源にして落札してしまいました。 

しかし初めて所有した真空管アンプだったので、ソリッドに比べて取り扱いに手間がかかることに戸惑い、またボリュームの調整が難しくてちょっとしたことで爆音が轟いてしまういことにも不満が高まり、碌に使わないまま ES-335 と同じ時期に売りに出してしまいました。

直ぐに買い手が付き、購入価格とほぼ同額で引き取られました。つまりは無料で真空管アンプの勉強させてもらったようなものです。

Fender の音、JENSEN の音が、あまり自分の好みでないことを教えてくれたありがたいギターアンプでした。

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Gibson Memphis / Limited Run 2015 ES-335 Figured Indigo Blue

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私が中高生の頃は、エレキギター = フュージョンでした。
私は今でも高中正義ばかり弾いていますが、増尾好秋・渡辺香津美・和田アキラも大好きで、少ないお小遣いで彼らのレコードを買い、ギターの耳コピーに励んでいたものです。もちろん難しすぎて正確なコピーなんてできませんでしたが。

当時のフュージョン界のトップ・ギタリストは Lee Ritenour と Larry Carlton で、共に Gibson 335 をトレードマークにしておりました。
その頃はプロでも10万円台の国産ギターを使っていたのですから、30万円を超える Gibson や Fender は今では考えられないほどに高嶺の花でした。
何時の日か Gibson 335 を購入するだけの財力と弾きこなす演奏力を身につけたいと少年きんたこは願っておりました。

そののち人並みに就職をして、10万円程度ならば自由に使える財力がつきました。嘗て欲しくても買えなかったギターを購入しては下取りに出すことを30年近くも繰り返して、これだというお気に入りのギターが定まってきました。
 
ヤマハのSG800とSC3000です。この2本のギターはネックの具合といいコンターのバランスといい、なによりルックスが絶妙に私の好みでした。

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この2本をメンテナンスしてこれからも使い続けよう。磨り減ってしまったフレットは打ち直し、使い難くなったペグも交換しよう。古くなったコントロールポット・キャパシタと配線材もグレードアップしたい。そして量産品にない美しいカラーでリフィニッシュすれば、本当の一生モノのギターになるはずだ。

しかしヤマハのエレキギターにはオリジナル・パーツが多用されており、劣化して交換が必要になっても入手が困難もしくは高額になることがわかりました。またメンテナンスとリフィニッシュを敢行すると、本体価格を大きく超える費用になることも判明しました。

確かに愛着のあるギターは大切にしたい。しかし同じ金額で新品の Gibson や Fender が買えるなら、そちらの選択のほうが良いのではなかろうか?

あるときイシバシ楽器のサイトを眺めていると、ブルーのシースルーが美しい Gibson ES-335 が数量限定で販売されていることを知りました。

うつ病の症状の一つに精神が不安定かつ強迫性を帯びることがあげられます。

このギターの発売を知ったのは運命的だ。少年時の憧れがここで叶うのだ。この機会を逃したらもう二度とこのギターを手にすることができないだろう。これは是が非でも手に入れなければ…。

札幌の楽器店には並ばない特別なギターです。ネットの限られた情報だけを頼りに、無理矢理なローンを組んで購入してしまいました。

そして「少年時の憧れ」が届きました。逸る気持ちで荷解きをしてギターを手に取りました。

…!

ディスプレイで見たのとブルーの色合いが全然違う!
杢目もなんだか魅力を感じられない!
抱えてみると今までのソリッドギターよりも大きく、コンターもないのでホールドしにくい、プレイしにくい!

認めたくなかったのですが購入は失敗です。ES-335 は私ごときが所有できるギターではなかったのです。
更に憧れが強過ぎて、弾くのがもったいないといった気持ちが強く、ケースの中に仕舞い込んだままとなりました。

結局、都合10時間も弾いていないのに、ローンが終わるやいなや売りに出してしまいました。







Bugera V5

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YAMAHA THR-10C はとても良いギターアンプでした。実機を見ずに評判だけで購入したのですが、サイズを超えた出音は実に素晴らしかった。
しかし、口径の小さなスピーカーの音圧は物足りないものです。やがて「もう少し大きな口径のスピーカーでもっと豊かな音量を鳴らしてみたい」といった欲を掻きだしました。

THR-10C や MOOER の真空管アンプのモデリングの音で弾いていると、やはり本物の真空管アンプを使ってみたくなります。
ネットで検索してみると、Bugera V5 なる出力5Wの真空管アンプの評判が頗る宜しいのですが、取り扱いのサウンドハウスでは品切れを起こしていました。

そんな折メルカリを覗いてみると、ちょうどスピーカーユニットを JENSEN に、ケーブルを Belden に、そして真空管をGrooveTube にと基本的なモデファイを施している Bugera が出品されていました。

適価だったので、迷わず購入しました。

届いたアンプを鳴らしてみると、こぢんまりとはしていますが THR-10Cでは体感できない底力のある音が出てきました。ここで満足できればよいのですが、JENSEN C8R-4 のキラキラした音がどうしても気に入らない。もっと腰を落とした太ましい音にしたい。

ヒントを求めて再びネットで検索すると、アメリカにある Bugeva V5 のフォーラムを発見しました。翻訳しながら読んでいくと、とても興味深い実践が幾つも掲載されています。

先行実践に倣って、各パーツを毎月のように少しずつ換装しました(所謂「玉転がし」も経験しました)。Bugeva V5 は手塩にかける価値のあるアンプです。パーツの傾向を熟慮しながら交換すると、ますます自分好みの「良い」音に変貌していきます。

結果、

プリ管 Tung-Sol 12AX7
パワー管 Groove Tube EL84S(rating 10)
スピーカーユニット Eminence 820H
スピーカーケーブル Belden #9497
電源ケーブル アクロテック+フルテック(ロジウムメッキ)

といった、豪華な布陣のモデファイが組み上がりました。

しかし手を入れれば入れるほど、コストがどんどん嵩んできました。気がつけば本体価格以上の金額を費やしているではありませんか。しかもコンデンサーの追加だ除去だといったモデファイしたいところがまだまだあるときている

そんなとき MESA-Boogie の中古美品が、アナログレコードを処分して得たお金と同じくらいの額で売りに出されました。
グズグズ考えている時間はありません。エイッと決断して買い替えてしまいました。

私が予てから欲しかったアンプは MESA-Boogie でした。本命があればそれでもう十分です。そして本命にはメンテナンスは必要ですが、モデファイは不要というのが私の考えです。

モデファイの楽しさを教えてくれた Bugera は、MESA-Boogie を購入する貴重な資金の一部になりました。

ZOOM / RT-223

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ギターの練習のお伴に ZOOM / RT-223 を愛用しています。

以前は、初代にあたる ZOOM / MRT-3 を使っていたのですが、どうしても微妙な点で気に入らなかったのですね。
ドラムの音色や音圧、出音のタイミングになんだか「気」が合わない。うまく調整すれば良いのかもしれませんが、リズムマシンを扱う基本的なスキルがなかったので使いこなせない。
終いには面白くないどころか苦痛にさえ感じてしまいました

これでは音楽の練習にはなりません。
暫くの放置の末、オークションで売却してしまいました。

そのような件があったにもかかわらず、このRT-223には強い購入意欲が何故か湧きました。勘が働いたのですね。しかしグズグズしているうちに、実機に触れることもなく RT-223 は廃盤品になってしまったのでした。
きっと新製品が出るのだろうと思っていましたが、後継機はリズムマシンの機能が縮小されたMTRに統合されることが確実となり、残念でしたが購入を諦めました。

その後、本格的なドラムマシンやソフトウエアなども検討したのですが、トレーニングマシンにおいて手軽さこそが最重要であると気がつきました。私はハウス・ミュージックを演りたいのではないのです。ギター練習に付き合ってくれる楽しいお伴が欲しいだけなのです。
そこで遅ればせながら RT-223 の中古美品の購入することを決めました。

入手はとても簡単で、オークションであっさり廉価で落札・入手しました。
いざ実機に触れてみると、流石に最終形態だなと思わせる造りです。とにかく扱いやすい。音色も音圧も出音のタイミングも「気」が合いました。
リアルタイム入力の補正力が抜群です。パッドを叩く力加減に気を使う必要もありません。次々とパターンを打ち込んでは微調整を施して、満足のいくリズムトラックを作っています。

これはもうギター練習の必需品です。これ以上の逸品が今後発売されるのでしょうか?

難点は、基板直付の内蔵電池が消耗してしまうとジャンク品になってしまうことです。腕に覚えのある人はソケット式に改造しているようですが、自分にはできそうもありません。

そのとき、ZOOMが対応してくれれば良いのですけれども…。

高中正義 “BRASILIAN SKIES 40TH”

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先日(19日/金)、高中正義氏のコンサートに妻と出かけました。高中氏の北海道公演は長いことありませんでしたが、「スーパースタジオライブ」のイベントで来札して以来、この3年間は「わくわくホリデーホール」でコンサートを毎年行っています。

高中ファンの掲示板を覗くと、今年はセットリストもプレイも非常に良いということで、彌が上にも期待が高まります。

3年前は2階席中央、去年は中央2列目、今年は右3列目と、チケットの手配が迅速だった為か非常に良い席を毎回確保しています。

思い返せば高中氏のコンサートを初めて観たのは、横浜スタジアムで行われたギター・ファンタジア82のツアーでした。スタンドの一番後方の席だったので、ミュージシャンは全然見えず、手拍子は左から右にドップラー効果のように流れてしまう感じで、ただただ「イベント」に参加しただけのようでした。その35年後に、毎年こんなに近くで氏のプレイを見られるなんて想像だにしていませんでした。

左右のステージいっぱいの所に腰掛けて高中氏がプレイをする曲があるのですが、もう本当に目の前でのプレイでしたよ。

雑誌やビデオでしか見たことのないSG-Tが!ブルーのSGが!目の前で実際に音を奏でている!

今年のステージセットは、高中氏を取り囲むようなアンプ・エフェクターラック群がコンパクトになっていて、随分スッキリとしていました。シールドがワイヤレスになっていたせいか、ストラト(ジェフ・ベック・モデル?)の音がギンギンときつく感じられ、何時もの「高中サウンド」ではないように感じました。二台のSGはそれぞれ太くて安心できる音でした。

東芝時代のナンバーもあり(そのためのアマゾンズですよね)、「あぁ、高中正義を聴き続けてきて良かったなぁ」と感じ入る充実のひと時でした。

アンコールの締めは、新調したらしい七色に輝くSGを使い、あの被り物をしたままで、ドラマチックで速いパッセージもある、あの難曲かつ名曲でした。武道館で見ることができなかったあのステージ(チケットを持っていた友人がナント誘ってくれたのですが、当日高熱を出してしまい、あえなくファンでもない第三者に流れてしまいました)が、今目の前で再現されている!事前情報がありましたが、胸に熱くこみ上げてきましたね。
七色に輝くSGのネック裏がよく見えたのですが、ピカピカとシルバーに光り輝いておりました。全くの新品ですね。今後、披露する機会はあるのかしらむ。

このコンサートは恒例によって、春にDVDで発売されるのでしょう。とてもとても待ち遠しい思いがします。

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JBL JSC550

オーディオを再開するにあたって、接点が緩んでいないか、クロスしていないかなど、ケーブルの基本的な点検をしました。
そのなかで重篤な欠陥が発覚しました。スーパーツィーター / JBL UT405  がケーブルで繋がれていない!

随分と前のことなので記憶になかったのですが、必要あってスピーカーケーブルをメガネ型インレットを用いた電源ケーブルに流用したのです。

トーンコントロールで誤魔化してみましたが、やはりいけない。ヨガのレッスンで街を経由したついでに、ヨドバシカメラに寄って切り売りのスピーカーケーブルを買い求めました。

狙いのケーブルは既に決まっていました。ホームページでも以前から「使いたい」と記述していた JBL の JSC550 です。
決して高価なケーブルではないのですが、実現するのに実に10年以上の年月がかかりました。

万能電工ペンチを使ってケーブルの先端を最小限に剥き、スーパーツィーターとスピーカー / S3100Mk2 とに接続させます。スーパーツィーターの説明書にはアンプとの接続が推奨されているのですが、バイワイヤの要領でメインスピーカーに繋ぐ方が好みの音がします。
この電工ペンチは便利ですね。カッターを使って刃の感触に頼っていた頃よりも、圧倒的にキレイに、しかも短時間で被膜を剥くことができます。買ってよかった。

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スーパーツィーターからはチーチーとかシャカシャカといった微かな「音」しか聞こえないのですが、アルとナイのでは「音楽」的には大違いです。アッテネーターを微調整して、CDを暫く流していると、高音域が段々と馴染んでくるのが分かります。
CD二枚め辺りではスーパーツィーターの自己主張がすっかりと消え、全体的に漲った音になりました。


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この JSC550 の性能は検証していないので判りませんが、「必要なところに適切なケーブルを使った」と十分に自己満足できる出音です。
本当は端末処理にロジウムメッキのYラグを使いたいのですが、それはたぶんやり過ぎ。

スミチューブ B2(3×)40/13

CDプレーヤー / Wadia850 の電源ケーブルにはMITのShotgun AC2 を使っています。
オーディオ熱でうなされていた頃、いろいろな電源ケーブルをとっかえひっかえして検討したのですが、Wadiaには Shotgun AC2 が勢いと切れ味とのバランスが一番取れていて最適だと感じたのです。切れ味だけなら ACデザインZERO1.4 ってのが凄かった。

おそらく、より高価なモノ(ESOTERICとか)や最新のモノ(PC-Triple C導体とか)などを丁寧に探せば、もっと気に入るケーブルは見つかるはずです。
しかし今のところ不満が全くないので、できれば「より良いモノ」を知らずに使い続けたいと思っています。

さて、この Shotgun AC2 ですが、重大な欠点があります。 MITの特徴でもある大きなネットワークボックスが、ケーブルの中で二つぶら下がっているのですが、これの重みでプラグとケーブルとの間に隙間ができてしまったのです。

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見た目にも美しくないし、何より危険です。ところがうつ病で音楽が聞けない年月を重ねるのと同じくして、オーディオにも無為無策の日々を重ねて今日に至りました。

カラ元気も枯れて、うつ病の底を長いことうち続けてきましたが、この頃ようやく生きる意欲が萌芽しました。

先日、仄かに立ち昇る意欲をエイッと括って、電源プラグを覆い尽くすことができる太い熱収縮チューブの型番をネットで調べました。

広島県の音光堂さんにネット注文した50cmの切り売りのチューブが届いたので作業開始です。

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適切な長さでチューブを切断して、プラグとケーブルをカバーします。

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ヒートガンは持っていないので、新富士ポケトーチで慎重に炙ります。炎の熱は 1,300℃にもなるので、グズグズすると耐熱チューブといえどもブスブスと焦げてしまいます。

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写真ではいい塩梅ですが、長すぎたのでコード側のチューブを切除しています。

早速試聴しましたが、音が激変などということはありません。Shotgun AC2 をこれからも安心して使い続けられることが一番大事。安心はプライスレス。

きんたこドットネット

先日、長年利用してきたジオシティーズから、ウェブサイトのスペース提供のサービスを近々終了するとの連絡がありました。

この何年と、カラ元気の泉はスッカリと枯れていました。
砂地に水を撒くような仕事と片道2時間近くの通勤疲れと酷いうつ病のせいでオーディオを楽しむゆとりが全然なく、ホームページを更新することもできませんでした。

これを機にホームページの廃止も考えました。ネタ的にも現代的ではなく、余りにも古いものばかりです。誰かの「オーディオの情熱」を刺激するとは思えません。

しかし、自室に鎮座しているオーディオやギターは、何年も音こそ出しませんが「早く鳴らしてくれよぉ」と私を励ましてくれています。
職場では元気の絞りカスでなんとか働くものの、その反動で家でグッタリと無気力な私でも、オーディオとギターの趣味は失いたくはありません。以前のように暇を作ってはオーディオとギターに熱中したい。愉しみたい。

一心発起の念が湧き、ホームページ用の新たなサーバーをレンタルし、独自ドメインも取得しました。そのドメインにホームページとブログを統合しました。
「きんたこのオーディオノート」開設から14年目にして「きんたこドットネット」の開局です。

クリーンにして必要最低限のソフトしか入っていないコンピュータにも、古いホームページビルダーを再インストールしました。

中途半端になっているホームページも完成させよう。
オーディオもまだまだ手掛ける余地がある。
もう一度聞くべき音源は1000枚以上ある。
ギターは未だにヘタだからこそ練習が楽しいし、グッズも面白い。
読みたい小説は物置に積んである。
できたら仕事の成果を必要な人にPDFで譲りたい。

きんたこネットは、きんたこのための情報ネットです。
ホームページ開設14年目にして、ようやく方針が定まりました。

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ZOOM / G3X のフットスイッチ・キャップ

近年、エフェクター界隈では、フットスイッチ・キャップが賑わっております。

私もご多分に漏れず入手したクチでした。
出始めた頃は、一つでも1k円を超える高価なお品でしたが、やがてmooerから10ケで1k円といった廉価なお品も販売されました。

このmooerのプラスチック製のキャップを購入したところ、実にきつい。ぐいぐい押し込んでもなかなか入らない。終いにはプラスチックハンマーでコツンコツンと慎重に叩いて無理矢理被せました。

後日、中華製の安いアルミ製のも購入してみましたが、これは全くダメ。きちんと採寸するとzoomのフットスイッチは11mmで、標準のフットスイッチより1mm大きいのです。

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ネットで調べると、皆さんお困りの様子。いろいろと代替物を利用して自作されています。私も「11mm」を常に意識して代替物を探しました。
そこで見つけたのが、エルパの絶縁ゴムブッシング。この内径が13mmのを被せてみると、少しだけ大きいのですがいい塩梅です。

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私はこれで満足です。ライブなどを行う人ならば30mm程度の円盤をゴムの頭に接着すれば、更に踏みやすいと思います。

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livedoor プロフィール

きんたこ

オーディオ・ギター・怪獣が大好きな、文学崩れの鬱々おじさんです。毎朝、ひふみ祝詞を奏上して、納豆・バナナ・ヨーグルト・リンゴ黒酢を義務感の如く食しています。

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