きんたこブログ

オーディオとギターとを愉しんでいます。

タカク / クーナル SP-30

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オーディオに熱中していた若い頃、CDを聴くときはクラリファイアで整磁して、タカクのクーナル SP-30をシュッと一吹きするのが常でした。
このクーナル SP-30は非常に効果のあるクリーナーでして、試しにメガネのレンズを磨いてみると不思議なくらいに視界がスッキリしたものです。他のクリーナと比べると汚れ落ちはもちろんのこと、拭き取り後の透明感がまるで違う。この効果がCDにも現れて、音像がくっきりはっきり、しかも活き活きと感じられます。都合何本消費したでしょうか。CD鑑賞になくてはならない逸品でした。

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オーディオ休止期にたまたま覗いたヨドバシカメラで、後継品(?)のクーナル SINCA TIOを廉価で手に入れましたが、その後、品切れとなってしまいました。


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現在は、レイカのバランスウォッシャーを常用しています。レイカの製品は中古のLPやCDを入手したときのクリーニングにと以前より愛用しておりました。バランスウォッシャーと専用のクリーニングクロスで処理をしたディスクは、盤面の光沢が増し、音質も一皮剥けたように静寂さが引き立つ感じがします。

ただCDの音質に関しては、クーナルのほうが躍動感に満ちていて好みでした。

また普通に手に入るようにならないかなぁ。

Marshall DSL5crv

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性懲りもなくギターアンプを買い替えました。今回はロックギターの王道、Marshall のDSL5crvです。

FenderだのMesaBoogieだのと何台も買い替えて、ようやくギターアンプの好みが分かリました。

まず真空管であること。
筐体が大きくないこと、また小さすぎないこと。
5w程度の出力で爆音にならず、太とましい音が出ること。
メンテナンスのことがあるので本体価格が高過ぎないこと。
使いこなせないので高機能満載でないこと。
何よりカスタマイズの楽しみがあること。

思い返せばBugera v5がほぼ理想に叶っていました。カスタマイズしたBugeraは、シンプルながら暖かく好みの音がしたものです。今となっては手放したのがつくづく惜しまれます。

さて、中古で安価にて入手したMarshall DSL5crv。

思っていた以上に高音域がキンキン障ります。アンプのイコライジングとギターのトーンとをアレヤコレヤと弄りながら好みの音質になるように調節するのが使いこなしの基本ですが、私は早速カスタマイズ。

まずはスピーカーユニットを定石に従ってcelestionのGreenbackに換装。真空管はBugeraのときに好印象だったTung-Solに交換。電源ケーブルは楽器用途として非常に評判の良いSirToneを初導入。スピーカーケーブルは、Beldenを試したものの好みでなかったので 入手時から結線されていたanalysis plusのクリアオーバル(!)を採用。

かなり変化を遂げました。勿論、MarshallがFenderになるようなことはありませんが、オリジナルが持つ大味かつ雑味が薄まって品位が高まった感じがします。クリーントーンが太くて暖かい。もしかするとMarshallらしさも薄まってしまったかもしれませんが、好みの音にチューンナップできたなとほくそ笑んでいます。


癌と年金

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3月2日に大学病院に入院した。昨年度から塗布薬で治療していた皮膚癌を外科的に根治するためだ。
初めて入院したことで、終始おどおどしてしまった。入院中に読もうと参考書を持ち込んだが、とても紐解く気にはなれなかった。
死ぬことは全く恐れていない。他人に迷惑をかけるなぁとは思いながらも、自分的には意識が無くなることへの恐怖はない。情けない話だが、恐怖は術中術後の痛みに対してである。
これには気が滅入る。今回は出来るところは切除し、できないところはレーザーで焼くことになった。

思っていたほど痛みがなかったのは幸いであった。術後観察を数日行い、無事に退院した。

※※※

この数日で、村上ポンタ秀一氏と和田アキラ氏が相次いで亡くなってしまった。
ポンタ氏は私のフェイバリットドラマーである。和田アキラ氏は私にとって高中正義氏、竹中尚人氏と並ぶフェイバリットギタリストである。
最近の映像を見た限り二人とも健康そうには思えなかったが、まさか亡くなる寸前とは思わなかった。

※※※

年齢の割には元気な人が身の回りに多いので忘れがちになるが、還暦を過ぎたら「死」は身近なものなのだ。特に60年代に生を受けた人は幼少期に碌なものを食べていないので見た目よりも脆弱なはずだ。体内に蓄積された食品添加物が確実に命を蝕んでいる。

騙されてはいけない。貰える歳になったら年金はキッチリ貰っておこう。自分はそんなに長生きできる体ではない。

SAEC PL-7000

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【SAEC PL-7000】
電源ケーブルを新調しました。なんだかオーディオに手詰まり感があったので、思い切って再構築に踏み出した次第。
wadia850にaetのTSD-HS-ACを、McIntosh MA6900にSAECのPL-7000とをそれぞれに接続させました。aetは評判通りキレとスピードとを兼ね備え、低音の押し出しも強くて満足度が非常に高い。SAECは押し出し感はそれほどではありませんが、ハイファイでリッチな空気感がプラスされ、何というか音楽のノリまでが刷新されたような気がします。それまで聞こえなかった楽器個体にかかるエコーまでもが鮮明に聴き取れるようです。やはり電源関係にコストをかけるとサウンドは豹変しますね。

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【SAEC SL-5000】
山手サービスさんにカスタマイズをお願いしたwadia850はRCA接続が前提となりました。XLRケーブルしか持ち合わせていなかったので、予算オーバーでしたがエイッとSAECのSL-5000を奢ることにしました。現用しているXR-3000で確認済みだったtriple-Cの音質が好ましかったからです。
一聴してニンマリ。カスタマイズによって以前よりも微細に音を拾うようになったwadia850から、爽やかな、それでいて芳醇なサウンドがマッキンに送られているのが分かります。XR-3000よりも値段が高い分、音像が高級感を醸し出しているといったら良いのか。中音域がとても充実しています。うんうん、これでいいのだ。


【aet  SCR EVD】
諸般の事情で手放して以来、長らく見かけることのなかったaet のSCR EVDケーブルをオークションで入手できました。
逸る心を抑えてSCR EVDをwadia850とMcIntosh MA6900とに慎重にプラグインします。プラグはきつくて差し込みがかなり固い。緊張のあまり大粒の汗が額に浮かぶ。
無事に接続したらチェックディスクの「Bags Meets Wes」です。ソファから身を乗り出したまま、チェックポイントに聴覚を研ぎ澄まします。
うん?
再びケーブルを抜き差し。今度は現用のSL-5000。
うん。
これを何度か繰り返してたところ、両者とも基本的な傾向は似ているのですが、aet のSCR EVDはほんの少しドンシャリでスリム、SAECのSL-5000はややむっちりとしていることを確認。結果、今回はSAECを残すことにしました。
今からから思えば、以前SCR EVDを入手したときが「ケーブル巡礼」を終えるべきタイミングでした。電源ケーブルを含めて、あのときのセッティングこそ、求めていた「きんたこサウンド」だと感じています。手放した「理想」は追ってももう戻らない。

Nobsound NS-10P の真空管交換

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Nobsound NS-10P の真空管は、初めから搭載されてた真空管ではなく、アメリカ軍用選別品を使用しています。力強さには欠けますが、小奇麗にまとまった音に軍配を上げたからです。
しかし気に入った音質かといえばそうではなく、なんだか中途半端な印象を受けています。不満があるとDVDや取り込んだ音楽に没入し難いものです。そんな折、Amazonのお勧めにロシア製の真空管が出てきました。

ギターアンプの真空管は、アメリカ製よりもロシア製のほうが好みだったという理由で注文してみました。ギターアンプに使用する真空管よりも安価なので、気軽に実験できるところがいいですね。

真空管を充分に温めてから音出しです。あぁ、確かに違う。低音が柔らかく、透明感に溢れています。低音が改善されると高音までもが澄んだ音色になります。美音ですね。

そもそもスピーカーの口径が小さいので、迫力満点の音を求めるのは無理というもの。BOSEの特徴でもあるサイズを超えてたっぷりとした量感をブーストさせる空気感を醸し出すロシア製の真空管。気に入りましたよ。

ZOOM / G3X のフットスイッチキャップ その2

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ZOOM社のエフェクターのフットスイッチは、直径が11mmであり、他社とは異なっている。市販のフットスイッチキャップは10mmを基準にしているのでZOOM製品には適合しない。仕方がないので、工夫して代用―

という趣旨のエピソードを、以前エントリーしました。これにiteckのゴムクッションを貼付して、痛くないように更に改良したのですが、全てが無駄になる日が来ました。

先日、Amazonのお勧めに、LikeitMusic扱いのMoonEmbassyのエフェクタースイッチキャップが出てきました。
このエフェクタースイッチキャップは、既存のキャップよりも少し大きめに作られており、「ZOOM製品にはこれしかない」的なレビューを読むと、これはもう注文せずにはいられない。

思い立ったらなんとやら。2〜3ヶ月待ちとのアナウンスも気にせずに注文してしまいました。すると1ヶ月もしないうちに、品物が郵送されてきました。

早速、ノギスで内径を測ってみると、ゴムが着いた状態で9.9mm、。ゴムを外すと13.7mmあります。大丈夫だ。スイッチにキャップを被せます。被った。少し緩いぐらいです。レンチを回してキッチリとセットします。うん、いいぞ。

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踏んでもグラグラしませんし、当然ながら痛くありません。
これで安心してパッチ変更ができるというものです。

私のように、G3をまだ愛用している人は多いと思います。そんな貴方に、このエフェクタースイッチキャップはマストバイです。私は予備にもう一セット購入するつもりです。

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PLAYTECH / TL250 Rose Sonic Blue

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楽器が趣味の人ならば、一度は耳にする有名な楽器ブランドは何だろうか?

ヤマハをはじめとして身近でかつ世界的なメーカーは数多あれど、プレイテックほどフレンドリーで魅力的なブランドはないのではと思う。

プレイテックとは、サウンドハウスが展開するたいへんに廉価な楽器ブランドである。激安なのに使えるといった評判が頗る高い。抜群のコストパフォーマンスから、ここのギターを絶賛する投稿動画も多い。

さて、そのプレイテックのギターが欲しくなった。

えぃっとギターの整理をしたので、現在手元にあるのは高価なギターだけである。悲しいかな、高価なギターでは気軽に弾くことができない。しかし、わんこが彷徨く居間で気楽に弾ける練習用のギターが欲しい。わんこが粗相をして使用不能になっても笑って許せる価格であることが望ましい。

中古店やフリマアプリを覗いたが、これだという物欲がどうもわかない。
そこでプレイテックという訳である。

今まで手にしたことがなかったテレキャスタータイプを選択した。

数日して届いたギターの、造りの丁寧さに先ずはビックリした。20万円近いギターには見えないが、4~5万円程度のギターには感じられる。

ネックは太すぎず細すぎずで握りやすい。しかし暫く弾いていたら、左手の人差し指に軽い引っ掻き傷ができた。フレット処理が甘いのだ。ヤスリを軽く当てると問題はあっさりと解決した。

デフォルトの弦だとテンションが緩いので、1ランク太い弦に張り替える。馴染むにつれてジャギジャギした音色になっていく。

これは好みだ。しかも弾きやすいので自然とメインギターのようになってしまった。
これはまずい。今度はストラトキャスタータイプでもう一本欲しくなる。

折角ギターを整理したのにまた増えそうだ。


鬱と癌と新型ウィルスと

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うつ病が酷くなってしまい、三ヶ月休職した。

気力が乏しいので、ブログは当然書くことができない。
集中力が続かないので活字も読めない。音楽はうるさく感じる。テレビもゲームも無縁の生活をしている。本当にないない尽くしの日々を送っていた。

悪いことは連鎖する。以前から患っていた皮膚炎が痛くなったので皮膚科のクリニックに行ったところ、皮膚ガンであることが判明した。

ガンだと告知したドクターとは対照的に、私はそういうものかとあっさりと受け入れた。
これ以上はクリニックでは診療できないということで、紹介状を書いてもらい、大学病院に転院した。
不幸中の幸いで、薬品の塗布での治療となった。

いろいろと不安ではあったが、三ヶ月キッチリで職場復帰した。
今でも過眠の傾向があり、いくら寝ても眠いのだが、割と元気に過ごしている。

復帰早々、新型ウィルス騒ぎが起きた。今、職場は閑散としているものの、朝令暮改のように決定事項が二転三転として不安定である

古くはオウム真理教事件といい、9年前の東日本大震災といい、私が転勤するときには日本を震撼させる災いが起こる。この調子だと6年後にも大災害が起こるかもしれない。

Nobsound NS-10P 礼賛

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Amazonのプライムとカードに入会した。プライム会員と通常配送とでは配送日数や条件が全然違うことが十分に実感できたからだ。
その恩恵で、思いがけず5kばかりのポイントが貰えた。

いつもならばCDを選択するところだが、今回は気になっていたヘッドホンアンプを選んでしまった。

私は耳が蒸れやすいのでヘッドホンでは音楽を聴かない。コンピュータの外部スピーカーのBOSEはパワードスピーカーであり、以前のLogicoolとは比べようもない「満足」できるサウンドを出している。
本来ならばヘッドホンアンプに食指が動く余地はない。

今夏以降、タワー型コンピュータを幾度となく解体してはファンや内部ケーブルやSSDの位置をああでもないこうでもないと弄び、ビープ音のスピーカーも複数購入して自分好みのアイテムをセレクトした。

最終段階として、真空管の仄かな灯火をコンピュータ環境に持ち込みたいといった気持ちが高まったのだ。
接続プラグの関係で選択肢は殆どなく、Amazonでの評判の良いNobsound NS-10P をセレクトした。

程なく配送されたが、多大な期待はなかった。ただ真空管のギターアンプで起きたマイクロフォニックスが起こったら嫌だなぁという気持ちは強かった。

コンピュータとBOSEとの間に挟み込むように接続をした。音出しをして愕然驚愕。素晴らしい音像が目の前に拡がった。

まるで失われてした生気が蘇ったかのように音楽を奏でている。
いや音だけでなく声も立体感が増している。

恐るべし中華アンプ。アンプもケーブルも未知のメーカーだが、恐らくは数万円の国産品を凌駕するサウンドのはすだ。

調子に乗って軍用選別グレード品の真空管を購入し、Ge3製の接点復活(or賦活)剤を塗った。
これは失敗だった。

力強さが後退して麗妙さが全面に出た。求めていたサウンドではなかった。BOSEに小奇麗な音は似合わない。

ときには荒々しさがbetterなこともあるものだ

McIntoshの両目が光る

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昨日、mcIntosh MA6900 のメンテナンスをお願いしているヴィンテージオーディオ堂さんから連絡がきました。

必要な箇所の手直しとLEDランプ化を終えたmcIntoshは、問題なく動作しているそうです。大きなトラブルがなかったのでまずは一安心。

CSE TX-2000を使っていることが幸いして、大容量コンデンサーは交換の必要がなく、電源周りの劣化しているコンデンサーの交換と手直しで済みそうです。予定では10月末ころのメンテナンス完了とのこと。

メールに添付された写真には、久しぶりに両目が輝いている愛機mcIntosh MA6900 の姿が雄々しく写っています。
改めてスタイリッシュなデザインに惚れ惚れしますね。

もう4ヶ月も音を聞いていないので、どんなサウンドだったか忘れてしまいました。Wadia 850  も LTD 化したことですし、また新しく「きんたこサウンド」を模索していくのでしょう。

未聴のCDも山のようにあります。鬱と金欠と戦いながら愉しんで毎日を過ごしたいものです。
livedoor プロフィール

きんたこ

オーディオ・ギター・怪獣が大好きな、文学崩れの鬱々おじさんです。毎朝、ひふみ祝詞を奏上して、納豆・バナナ・ヨーグルト・リンゴ黒酢を義務感の如く食しています。

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